独立開業したい女性必見!人気の職業と注意点!

ひと昔前までは独立開業する人のほとんどが男性でしたが、近年は趣味や特技を活かして仕事がしたい方や、子育てや介護をしながら働くためなど様々な理由で独立開業を目指している女性が大勢います。

どうすれば独立開業できるのでしょうか、独立開業したいものの何から始めていいのかわからないという方のために、この記事では独立開業について女性に人気の職業や注意点についてご紹介します。

1.独立開業したい女性に人気の職業

独立開業したい女性必見!人気の職業と注意点!

女性起業家の職業と職種の調査では、医療や福祉、飲食店や小売り、美容関係、IT関連、フリーランスなどが多いというデータがありますが、独立開業する女性におすすめの職業や仕事をご紹介します。

インターネットを活用した仕事

インターネットとパソコンがあれば始められる仕事が独立開業を目指す女性に人気です。

どこでも仕事ができますし、自宅を事務所にすることで実店舗に比べ初期費用がかからないというメリットも有ります。ただし、安定して収入を得られるようになるまでには時間がかかる事が多く、一般的には副業から始めて独立開業を目指すという流れになります。

・アフィリエイト
インターネットとパソコンがあれば始められる仕事として代表的なのがアフィリエイトです。アフィリエイトは自身のホームページやブログ記事に広告を掲載し、訪問者が広告をクリックしたり商品やサービスを購入する事で成果報酬が収入として支払われるシステムです。誰でもほぼノーリスクで簡単に始められる事から男女問わず人気です。

・ネットショップ
ネット上で自分のショップを作り商品を販売する方法です。実店舗がいらないので自宅でもできますし、無料で簡単にネットショップを作れるサイトなども多数あります。基本的にどんな商品でも売る事ができますが、仕入れや梱包、発送などは自身で手配しなければいけません。

・せどり
せどりとは安く仕入れて高く売る行為を指しますが、せどりに関係するトラブルを耳にしたことのある方はあまりいい印象を持たないかもしれません。基本的には仕入れ先を見つけ、安く仕入れた商品をネットなどを使って売る事なので、最初に商品を購入する費用は必要ですが販売までの手順はそれほど難しくはありません。

・ドロップシッピング
ドロップシッピングは無在庫でネットショップを開設できるシステムです。通常のネットショップであればまず商品を仕入れてから販売するので仕入費用がかかりますし、売れなければ商品が手元に残ってしまいます。

ドロップシッピングなら仕入れの必要がなく、自身のネットショップで商品が売れたらドロップシッピングサイトが発送手続き等を手配してくれるので、何もしなくてもメーカーや卸業者から直接購入者に商品を発送してもらえます。もし商品が売れなくても仕入れる必要がないので赤字にはなりません。

女性が優位な職種

女性のセンスを生かす職業として人気なのが、美容師・エステティシャン・ネイリスト・美容コンサルなど美容関係の仕事です。

利用者も女性なのでオーナーが女性であれば安心感を与えることができますし、男性にはわかりにくいお肌の悩みなど女性だからこそわかるニーズもあるでしょう。最近では店舗を持たず出張やレンタルをメインとした美容ビジネスで独立開業する女性も多くいます。

女性目線でこれまでの商品やサービスを見直すことで、男性では見つけられなかった新たなニーズを開拓できるかもしれません。特に女性向け商品については男性よりも女性の方が確実に消費者のツボを知っていますし、女性特有の柔軟性や気配りもビジネスではお客に安心感を与える重要な要素になります。

女性が優れているといわれる情報の発信力や共感力も独立開業時に必要な宣伝や資金集めなどにも向いています。

フランチャイズで独立開業

フランチャイズとは本部に加盟し経営のノウハウを教えてもらうことですぐに独立開業できるシステムのことです。

独立開業するための様々なサポートを受ける代わりにロイヤリティを支払わなければいけませんが、個人事業や法人を自分で立ち上げるよりも簡単に独立開業できます。フランチャイズなら選べる職種も多く自分に合った職業を選べるのも人気の理由です。

2.独立開業する際の注意点

独立開業する際の注意点

独立開業する前に問題となってくるのが開業資金です。

例えば、美容関係で独立開業を目指す場合、お店のイメージは非常に重要なので店舗の内装にかかる費用が飲食店に比べ高額になる傾向があります。さらに競合も多く美容室はコンビニよりも店舗数が多いと言われています。当然ながら勝ち残っていくためには宣伝や広告などの費用も必要になってくるでしょう。

資金が無い場合0円で独立開業する方法はいくつかあります。例えば、ネットショップやクラウドソーシングなどインターネットとパソコンさえあれば出来るような仕事であれば基本的に開業資金は必要ありませんし、お店を構えるならフランチャイズや代理店として0円開業することもできます。

助成金や補助金制度を利用することも可能です。補助金とは経済産業省から交付される公的資金で、審査は厳しいですが条件を満たせば数十万円〜数千万円の援助が受けられます。

助成金は厚生労働省から交付される公的資金です。支給される金額は補助金より少なく数十万円〜数百万円ですが、条件を満たしていれば支給されやすくいつでも申請できます。

さらに、東京都では「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」という助成金もあり、都内商店街で開業予定の実店舗を持たない女性か39歳以下の若手男性が対象者となっています。

3 .まとめ

独立開業すると言ってもその方法や規模は様々で、自宅でインターネットとパソコンがあれば始められるものからフランチャイズで独立開業するなども方法もあります。

女性に有利な職業もあるので自分に合ったものを選ぶ事ができますし、資金面で不安な場合は助成金や補助金制度を利用することも可能ですが、どんなビジネスをするにしろ独立開業前に十分な準備が必要となります。

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